モートン病とは?手術をしても痛みが治らなかった方の改善例

痛み・健康

以前、モートン病と言われる足部の痛みを抱える高齢の女性から、手術を受けたが一向に痛みが引かないということでご相談がありました。

さまざまな病院や治療院・ジムなどを回り、ブログを通じて僕のところに相談に来られたそうです。結果的には、うまく改善ができ、今では元気に過ごされています。

この記事では、

  • モートン病とは
  • モートン病の原因
  • モートン病の改善方法

などを解説します。

 

モートン病の原因

まずは、モートン病について詳しく解説していきますね。

モートン病とは

モートン病とは、

足の第3~4中足骨間に痛みやしびれの出る神経症状のこと

で、わかりやすく言えば、足の中指と薬指の骨と骨の間に痛みが出る症状のことをモートン病と言います。

モートン病

モートン病は、第3~4中足骨間で起こると言いましたが、

  • 第2~3中足骨
  • 第4~5中足骨

などの間でも起こることがあり、足の骨と骨の間に痛みが出る場合、モートン病の可能性があります。

モートン病になる方の特徴としては、足の前側に体重がかかってしまい、局部にストレスを受けることで炎症が起こってしまった結果なっているケースが非常に多いです。

改善のためには、

異常体重を直すことが必要で、足裏全体で体重を支えられるようにすることが重要

です。

モートン病の原因は体重のかかる位置が問題

モートン病は、

痛みが発生している箇所に、ストレスがかかるような姿勢や動作を行っていることが主な原因

です。例えば、自然な状態で足に体重がかかると、足は全体的にへしゃげるようにストレスを吸収します。

体重がかかっていない足のアーチ

体重がかかるとアーチが沈む

こういう状態で体重を支えられていると、モートン病になることはありませんが、何かしらの理由でつま先の少し外側に体重がかかるとします。

そうすると、本来分散されるストレスが足の外側に集中してしまい、非常に大きなストレスがかかる。

結果、そのストレスに耐えられなくなると体重がかかる箇所で炎症が起こり、モートン病になってしまうというわけです。

シューズとモートン病の関係

相談に来られた方は、以前はヒールを履いて仕事をされており、そのヒールの先端は細くなっているものでした。

先端が細くなっているヒールを履くと足趾が内側に寄ってしまい、サイズも少し小さかったようでハンマー足趾という足趾が曲がってしまう症状も見られました。

ハンマー足趾

サイズの合わないヒールやシューズを履いていると、足裏にかかる体重は、つま先の一部分でストレスを受けてしまいます。

つま先に体重がかかってしまうことで、モートン病のような痛みが生じたと考えられました。

言い方を変えると、

モートン病になるように立ち、歩いていた

ということであり、異常体重だったということです。

手術後に痛みが再発、インソールを使用して悪化

この女性は、モートン病の手術も受けられましたが、1週間後にすぐ痛みが再発されたそうです。

痛みが再発したことを医師に相談すると、「インソールでいいのがある。」と勧められ、インソールを購入して使用し始めたそうです。

モートン病になると、インソールやパットを活用して落ちてしまったアーチを上げると痛みが改善することもありますが、今回の場合それが逆効果となりました。

インソールを使ってからさらに痛みが出るようになったそうで、このとき使用していたインソールを見せていただきましたが、形が真逆でした。

踵と母指球にパットが入っており、インソールを履くと、

痛みが出ていた箇所に体重が乗るような設計になっていた

んですね。自分の足に合ったインソールを使用すれば痛みの改善につながりますが、今回は真逆だったこともあり痛みがひどくなりました。

根本的な原因は異常体重

こういった経緯から見えてきたことは、結局根本的な問題は、

第3~4中足骨辺りに体重が乗ってしまう要因が重なったこと

でした。

このクライアントさんの場合、根本的な問題は立ち方やシューズにありましたが、それに合わせてインソールが合っていないことも問題になっていました。

 

モートン病の改善方法

このクライアントさんは全身の筋肉が非常に硬く冷え性もあるということで、まずは全身の筋肉を緩め、循環の改善を行っていきました。

  • 全身を軽く擦る
  • 気持ち良く関節を動かす
  • 筋肉を揺らす

というステップを踏むような感覚で、徐々に筋肉を緩めていくことからセッションは開始しました。

ご自身で身体を緩めたい方は、以下の記事で全身を緩める方法を紹介しているので、参考にしてみてください。

ご自宅で寝るのは非常に時間がかかるということをお聞きしていましたが、身体を緩めていると10分もたたないうちにいびきをかきながら寝られていました。

自律神経のバランスに乱れがあることも想像でき、一定のリズムで身体を揺らしていると気持ちよくなり、安心して眠れたそうです。

このように、まずは興奮状態にある身体の筋肉を緩め、身体を整えていきました。

異常体重を改善する

調整が終わると足首をテーピングでロックし、適切な体重支持ポイントが理解しやすいようにしていきました。

その状態で鏡の前に立っていただき、

  • セッション前の立ち方のどこに問題があるのか
  • 筋肉が緩むとどのように変わったのか
  • これからしてほしい立ち方、体重支持ポイントを理解してもらう

など、立ち方への理解を深めていただきました。

はじめてこられたときに足部のアーチを確認しましたが、前側が落ちてしまい第3~4足趾辺りに体重がかかっていました。

それをテーピングを貼ることで自然と踵で立つことがわかりやすく、そうすると立っても足を痛みを感じずに立つことができたそうです。

そこから歩き方をお伝えし、重心を前に運ぶように歩くだけだとお伝えしましたが、すごく楽に歩けるようになったとのことでした。

この立ち方や歩き方については、以下の記事で詳しく解説しています。

インソールをやめる

そして、さらにお伝えしたことは

今まで使っていたインソールをやめること

です。

このクライアントさんは1週間に1回のセッションを継続されていますが、インソールを使用すると痛みが再発し、インソールを使用しないと痛みが改善されることが改めてわかったそうです。

モートン病の痛みを改善するためにインソールを使っていたのに、逆に痛みの原因になってしまうのでは使う意味はないですよね。

今では、インソールを使わない方が快適に過ごせているそうです。

脳に快の刺激を加える

こういった身体に対してやインソールについてご指導することで、改善がみられてきましたが、

日頃から脳に“快”の刺激を加えてほしい

とお伝えしました。

この方は多趣味で陶芸をされたり、ご友人と話をしたりすることが楽しいそうです。「これまで以上にそういう時間を多く作って楽しんでください」とお伝えしました。

以前通われていたところでは外出さえも控え、できるだけ安静にするようにと言われたそうで、今回こういうご提案をすることで気持ちがスッと楽になったそうです。

自分の趣味に時間を使うようになってからは、足の状態も良くなっていきましたし、以前まで使用していた睡眠剤の量も減っていきました。

現在では痛みの程度も以前よりかなり改善が見られ、快適に過ごせる時間が増えてきたそうです。

タオルギャザーは不要

最後に1つだけ追加でお伝えしておきたいことは、モートン病の改善方法でタオルギャザーというタオルを足の指で掴むような方法があります。

タオルギャザー

タオルギャザー

基本的にこのような方法は不要です。なぜならモートン病の原因は、異常体重だからです。

異常体重を直すためには、日頃の立ち方や歩き方そのものを変えること。考え方はシンプルで、

姿勢や動作に問題があれば、その姿勢や動作そのものを改善すればいい

ということです。足底筋膜炎になっている方もよくしていますが、足底筋膜炎の場合は逆効果です。こういうタオルを掴むような改善方法は不要ですね。

もし今モートン病で悩む方は、上記のような原因から改善方法の流れができると痛みが改善するので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

まとめ

今回はモートン病の原因と改善方法を解説しました。

今回の記事のまとめ

  • モートン病とは、主に第3~4足趾間に起こる痛みのことである
  • 原因は、日頃からつま先に体重がかかりストレスを受けているから
  • 改善するには、異常体重を直し、足裏全体で体重を支えること
  • 立ち方・歩き方を変えること
  • 長年続く痛みは脳を変えることで痛みが改善することもある

このような内容でお送りしていきました。

今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

クライアントさんは、モートン病が改善したことで旅行も行けるようになり本当に楽しそうに過ごされています。こういう笑顔になる方が1人でも増えると嬉しいですね。

 

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